【A第8節 ミラン戦プレビュー】

【プレビュー】

質の低下を戦術的優位性でカバーし一筋縄ではいかない相手として一定の評価を得ているも、勝ち点になかなか結びついていない我らがGialloblu。

強豪相手にも粘り強く戦い、今節こそ勝ち点をマイナスからプラスに変えていきたい。

【La Gazzetta dello Sport】の予想フォーメーションは以下の通り。

トリノ戦で負傷したGiaccheriniが今節ベンチ外となる苦しい状況。

Birsaとの併用が続き、指揮官に期待を寄せられているLerisがここで真価を見せられるかに注目したい。

ビッグクラブキラーとして昨季後半のミラン戦でゴールを挙げているStepinskiにも期待だ。

同郷のライバルPiatek(ジェノア)の活躍に負けぬ新エースっぷりを見せつけてもらいたい。

指揮官D'Annaのコメントは以下の通り。

D'Anna「トリノ戦では"良い試合"を見ることができたが、ミラン戦はそれ以上のインパクトを得られるかが課題となる。カンピオナートを戦ってきて成長したプレークオリティ、テクニック、メンタリティの収穫をする時期だ。大きな推進力となっていたGiaccheriniを欠くのは痛いがLerisには展開力で自分を出してもらいたい。確かにミランは質の高いチーム。我々は様々な引き出しを持って戦いたい。それが結果にも、今後の成長にも繋がってくる。我々は大いなる希望と共にSan Siroで戦い抜く。」

互いに核となる選手が昨季と打って代わり読めない戦いとなるが、胸を借りるつもりで積極的な戦いを見せてもらいたい。

この厳しい状況でのジャイアントキリングは必ずや残留への大きなブーストとなる。

前半戦、同格以下から回収できなかった勝ち点は同格以上から回収する他あるまい。

モチベーターとして後押しするGattusoを寡黙な戦術家のD'Annaが如何に水面下で圧倒できるかにも注目して観戦したい。