【A第4節 ローマ戦プレビュー】
【プレビュー】
相手に恵まれなかった面もあるが、3試合で僅かに勝ち点1(これは06/07以来のスロースタート)と最下位に沈むGialloblu。
10試合勝てていない最悪の相性の相手だが、昨季前半戦のように守備からリズムを作れれば必ずやチャンスの芽は出てくるはずだ。
トリエスティーナとの親善試合で3-0と快勝した勢いも繋げていきたいところだ。
ちなみにローマは前節ミランに敗れているが、彼らがAで連敗したのは13/14の5月が最後。
El Shaarawyはキエーヴォに対し5ゴールを挙げており、要注意の天敵だ。
【La Gazzetta dello Sport】の予想を基にした当サイトの予想フォーメーションは以下の通り。
エンポリ戦で挑んだ4-3-1-2の予想。
ちなみに【La Gazzetta dello Sport】ではCacciatoreが右SBで先発する予想だったが、今節帯同メンバー入りを果たしていない(怪我の影響と見られる)のでTomovicを右SBに、そしてベンチ入りしていたRossettiniをスタメンに据える予想とさせてもらった。
またしてもBirsaが鍵となるが、彼はユベントス戦で出場していないにも関わらずAの選手において最も多くのチャンスを作り出している(7回)。
Djordjevicが今季初のベンチ外、そしてStepinskiの相棒はGiaccheriniではないかと予想されている。
キプロスの名門APOELのU-21から今季より新加入したGrubacがベンチ入りを果たしている。
指揮官D'Annaのコメントは以下の通り。
D'Anna「(不正会計疑惑について)我々は市場に公正な影響を与えているクラブであり、求刑については全く恐れていない。私は周囲の人間の人となりや会長の人間性をよく知っている。ただ、こういった困難はつきものだ。このような状況から結果を出せるかが肝心である。我々は苦しむために生まれ、そして生きながら戦わなければならない。もし求刑通りとなったとしても、それが我々にはたまたま先に訪れるだけである。例年以上に苦しむとなれば、アイデンティティをより染み込ませ、生きて戦わなければならない。(ローマについては)我々はエンポリ戦で失った我々自身の霊とも戦う必要がある。スペースをカバーし、我々が引き継いできたものを生かさなければならない。(ディフェンスについては)再編成され、変更が加えられ、怪我もあり、そして時間がほとんど無かったので、直前で出されたものを参考にしたい。しかし私は確信している。怪我人のいる中でも機能しなくてはならない。」
苦しい戦いとなるのは百も承知だ。
いい意味でD'Annaが裏切ってくれることに期待したいと思う。