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【キエーヴォ公式】Depaoli、Bani、Jaroszynskiらを売却

キエーヴォ公式】

 

先日のCacciatoreに続き、キエーヴォはDepaoli、Bani、Jaroszynskiの3選手の売却を発表した。それぞれ完全移籍となる。

 

 

まずはDepaoli。1997年生まれの生粋のClivenseは、450万ユーロで兼ねてからの噂通りサンプドリアへと旅立っていった。彼はキエーヴォで公式戦61試合に出場。またU-21イタリア代表として5試合に出場を果たしている。

彼はキエーヴォの育成組織出身。2017年3月のセリエAデビューから、今シーズンはGiallobluで最も存在感のある選手の1人にまで成長した。縦への推進力、強靭なフィジカル、そして今季大きく成長を遂げたパススキル、特にクロスの精度。ポリバレント性も魅力だ。キエーヴォ育成組織の傑作として、ジェノヴァ、そしてアッズーリでの活躍を大いに願っている。
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(出典:@ACChievoVerona)

 

 

次はBani。1993年生まれのCBはキエーヴォで2シーズンプレーし、公式戦49試合に出場。D'Anna就任以降、各監督の下でもスタメンを安定して獲得し、Mussi volantiの最終ラインをまとめ上げた。

1月、エンポリが獲得に近づくも、キエーヴォは売却せず。夏のメルカートの最初の数週間はトリノサンプドリアがこのレースのポール・ポジションであったが、最終的にはボローニャが競争に勝った(シントトロイデン所属の日本人CB・冨安健洋の獲得失敗によるものとの報道もある)。移籍金は270万ユーロ。プロ・ヴェルチェッリからステップアップを続ける彼にとって3シーズン目のAの舞台となる。陰ながら活躍を祈っている。
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(出典:@ACChievoVerona)

 

 

最後はJaroszynski。1994年生まれのレフトバックは、キエーヴォでの2シーズンで公式戦32試合に出場した。400万ユーロジェノアへの完全移籍となる。

守備概念を持っているのか疑わしいプレーで筆者を始めとするClivensiを絶望させた彼だが、最終的にはDi Carloの下で開花の兆しを見せた。36万ユーロで獲得した彼だが、10倍以上の額をキエーヴォに残していってくれた。このことに素直に感謝し、筆者らの熱い批判の数々を深くお詫び申し上げる。
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(出典:@ACChievoVerona)

 

 

Cacciatoreの150万ユーロにこの3選手の売却額を加えて、キエーヴォ約1300万ユーロをまとめ上げた。この収入のおかげで、Mussi volantiの来季のセリエB登録に支障は無くなったはずだ。クラブに還元してくれた彼らには大いに感謝したい。共に過ごした日々を糧にし、翔いていってくれることを願うばかりだ。また、Aの舞台で会おう。
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(出典:@ACChievoVerona)