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【A第4節 ローマ戦レビュー】

【レビュー】

セリエA第4節

ローマ 2-2 キエーヴォ

得点者:10分 El Shaarawy(ロ)、30分 Cristante(ロ)、51分 Birsa(キ)、82分 Stepinski(キ)

 

【La Gazzetta dello Sport】採点
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ローマとのアウェイ決戦は2点のビハインドからドローに持ち込む衝撃の展開となった。

 

試合前の段階でキエーヴォ相手に5得点を挙げている天敵El Shaarawyにクロスに合わせられ早々に失点。

30分にもPA内でパスを受けたCristanteに確実に流し込まれ2点差。

この時はこのままローマが楽勝するのではないかという雰囲気が流れていた。

しかし後半開始すぐにバイタルでパスを受け前を向いたBirsaがここしかないというコースにミドルシュートを叩き込み1点差。

82分にはGiaccheriniのシュートが相手に当たり、跳ね返って転がってきたボールをStepinskiがキープし振り向きざまにシュートを決め同点とした。

試合を通してSorrentinoが安定したセービングを披露し、幾度の決定機を阻止。

終了間際にGiaccheriniが惜しすぎるミドルシュートを狙うも相手GKのOlsenがスーパーセーブ。

結果、Giallobluはアウェイでの大きな勝ち点1を手にしたのであった。

 

指揮官D'Annaの試合後コメントは以下の通り。

D'Anna「我々は悪い内容の前半を上手く修正できたことが大きい。前半はアプローチが緩く、後半はそれをいつもの信念に基づいたプレーに昇華させられたことが同点に持ち込めた大きな要因だ。勝利という結果を逃したのがただ残念ではあるが。(不正会計疑惑は選手達に影響を与えているか?)彼らはよくトレーニングに励み、ピッチ上でプレーすることだけに集中している。フィレンツェでのゲームの後、2節で取り戻せてきているのではないか。(好調のStepinskiについては)彼は偉大な選手だ。スペースの無い場所でもゴールを決めるだけのスキルに長けている。前半はボールに関与できず中央でのプレーが少なくなっていたが、彼はこれをよく理解し後半は修正し、我々に貢献してくれた。」

 

各昇格組や降格候補とされているクラブが好調を見せている中、強豪相手から勝ち点を回収できた意味は非常に大きなものだ。

次は勝ち点「3」をもぎ取りたいウディネーゼとの一戦が待ち構えている。

新エースのさらなる躍動に期待しよう。