ヴェローナ市、キエーヴォを提訴
【ANSA】
ヴェローナ市長のFederico Sboarinaは、過去4年間のStadio M.Bentegodiの使用料の未払い債務について、本拠地とするキエーヴォに対する訴訟開始手続書類に署名した。
市は250万ユーロの未払い賃料債務によるスタジアム使用の差止命令を求めているとされる。Canpedelliが会長を務めるキエーヴォは、2015年以降、年間24.5万ユーロの賃料をヴェローナ市に支払っていない。
Sboarina市長は次のように説明している。
「公共スタジアムの使用ルールに則り、理論的には、キエーヴォはBentegodiから追放される危険性がある。」
現段階で考えられる最悪の展開としては、B公式戦においてBentegodiの使用ができなくなる可能性がある。
なお、Maurizio Setti会長率いるエラス・ヴェローナについても支払額について同様の嫌疑がかけられている。エラス・ヴェローナはキエーヴォと実質的に同じ状況にあり、未払い債務は同じく250万ユーロで、既に自治体との法的紛争に発展している格好だ。
しかし、この問題に関してエラス・ヴェローナはBentegodiの保全費用を負担したことで、使用料の支払額はそこから差し引かれるべきであると主張している。
ヴェローナ裁判所は、エラス・ヴェローナが負担した保全費用の具体額を評価するため、専門家による検証チームを既に任命し、調査を開始している。
(出典:@jamefmacias)